どうも、tamaminaoです。
突然ですが、女子の皆さん、女性同士の関係って大変だなぁって思ったことはありませんか? 『女子の国はいつも内戦』辛酸なめ子(河出書房新社 )という本もありますが、女子って、同性で嫌いなタイプが、はっきりくっきりあったりしますよね…
修学旅行の班決め~男子はくじ引き!
先日、息子たちが修学旅行に向けて班決めを行ったのですが、男子の班決めシステムはなんとくじ引き! 引いた数字の班に自動的に決まる、というもので、「えっ!いいの、それで」と私はびっくりしました。だって、苦手な相手と一緒になったら最悪じゃないですか。しかし息子は、「えっ、別に。班なんか、誰とでもいいし」といたってクール。女子同士の派閥や内戦を50年サバイバルしてきた自分には信じられない答えでした。
担任によると、「男子同志は、よくも悪くもつながりがゆるいですね。そのときどきで誰かとつるむ感じで、特定のグループみたいなのもないんじゃないかな」とのこと。
へぇ…なんだか楽そう…。
しかし。それは男子の国の話。女子には当てはまららないんじゃない?って思っていたら…案の定… 「女子はくじ引きは絶対ヤダってなって、話し合いします、ってなった」と息子。うーむ。思えば、派閥以外にも権力闘争や突然の革命や、女子の国では本当に色々ありますよね…。くじ引きがイヤだというのはわかるけれど、じゃぁ、話し合いならいいかと言うと(-_-;)くじ引きよりよっぽどきついトラブルの予感がします。
修学旅行の班決めでモメた思い出
遡ること●十年前。
中学生時代の私も、班決めバトルで痛手を負いました。
あの当時の担任のやり方は、
「まずは、同じ班になりたい同志でくっつけぇ」。
ちん!バトル開始ですよ。
確か班人数は4人だったので、最小単位の2人でつるんでいる女子は、同じく2人単位の「イヤじゃない」相手を見つけ、4人グループで、はい、決定!
他にも、最初から4人ちょうどの仲良しグループもいて、はい、決定!
悲惨なのは、私が当時所属していた、「5人」というグループΣ(゚∀゚ノ)ノキャー
……誰か一人だけはみ出します……きっつ…
誰が班を移るのか
「班移ってももいい、っていうヤツ、いないのかぁ」
女子から見ると無神経極まりない男の担任が、軽々しく言ってきます。
クソがっ! いるわけねぇだろう!!!! ←当時の私たちの心の声です。
まぁ、そんなこと声に出したら、「えっ、ひどくない?」とか偽善攻撃を受けるため、私たち5人は、困った顔をしてただモジモジ…モジモジ…モジモジ…モジモジ…
その間、互いの目と目で色々な裏会話が感じられました…
A子とB美は一番仲良しだから絶対一緒だし、次にその二人と仲いいのはC子だし、順番で行くとDかminaoが抜ければよくない?的な……
無言の圧を感じましたが、他の班に移るのは絶対に嫌です。なぜなら、移動しなければならない班には、私がとても苦手なヤンキー女子がいたのです。
ジャンケンで負けたのは…私
永遠に続くんかい!って思っていたら、無神経担任が言いました。
「よしっ、じゃぁ、ジャンケンしろ! 負けたヤツが班移れ!」
あのときのめっちゃぴりっとした空気、今でも思い出せる気がします。しかし、無情にも担任がでかい声出して言いました。
「はいっ!ジャンケン……ぽいっ!」
いやあああああああ、負けた………( ;∀;)( ;∀;)
見事に私が負けました。
「はい、じゃぁ、minaoはあっちのグループに入って」
担任は私に移動するように言い、明らかにほっとしている友人たちから、憐れみの目を向けられながら、席を移動しました。一番仲良しの3人はそのまま分裂せずに済んだので、(これでよかったね)的な空気も感じられ、偉く心が傷付きました。
あまりにつらくて、当時、日誌のようなものを担任に提出するルールがあったのですが、そこに切々と書きました。「修学旅行の班がつらい」的なこと。そしたら、担任から親に手紙が行きまして、「人数の関係で、minaoさんには不本意な班編成になり申し訳ない」云々と書いてあったのですが、親としても、班編成変えろや、と騒ぐわけにはいかないですよね。「たった2泊なんだから我慢しなさい」って言われてジエンド。中学生にはその2日間が信じられないくらい長いわけですが…
最後に
今考えると、ヤンキー女子から別に嫌がらせもされなかったですし、他のメンバー2人はとてもおとなしい子でした。しかし、仲良しグループから外された、というショックと、特に仲良くない3人と一緒に過ごす気遣いで、修学旅行には楽しい思い出がありません。そして、班決めに関するほろ苦い上記のことごとは……30年以上たった今でも記憶に残っているわけです。色々きつかったんだね、自分。
班決めって、何か良い方法はないのでしょうかね。当時も今も同じトラブルを繰り返しているのが不思議。息子たちのクラスの女子は、涙をこぼす子がいなければよいのですが。
考えてみると、男子が行ったくじ引きというシステムは、実は公平で、よい方法なのかも。「好き同志」とか「話し合い」という名目で互いの気持ちをさらし、そこで排除されるキツさは、とんでもないトラウマ!! 皆さんはどう思いますでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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