どうも、tamaminaoです。
年末にKindlePaperwhiteを購入し、Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)にも加入したので、ますます読書三昧の日々です。
今までなら「スルーしていた本」を読んでみよう!
ちなみに、Kindle Unlimitedとは、Amazonが提供する、電子書籍の定額読み放題サービスのこと。通常は月額980円かかりますが、現在私は、KindlePaperwhiteの購入特典として、3カ月間無料!!
「無料」「サービス」「ただ」という言葉が3度の飯より好きな私は、現在の状況に日々うっとり。
「だって無料だよ!? 今までならスルーしていただろう本を読んでみようキャンペーン」を開催することにしました。
孤独に。自分一人で( ´艸`)。
食わず嫌いだった本ほど、新たな世界と知識を私に与えてくれるはず。
そんなこんなで、まずは手を出してみた1冊は、こちら!!
「ホスト界の帝王」の異名を持つローランド様の書籍
『俺か、俺以外か。ローランドという生き方』(株式会社KADOKAWA)です。
(※kindleunilimitedの対象は時期によって変わりますので、こちらの本が対象外になることもあります)
極めた人の語録には学びがある
ローランド様の語録と、その語録に対する本人の説明(解説)、という体裁なのですが、これがなかなかに面白い!!
本人に中途半端さがなく、徹底的に突き抜けている。極めている。何かを極めた人による言葉というものは、既に一つの哲学。読む者に学びを与えてくれます。
しかも、ローランド様の場合、その学びの内容が、基本的に笑える(^▽^;) さすが人を楽しませてなんぼの職業、「ホスト」の帝王です。
身なりは人を作る
ジャージばかり着ていたら、ジャージが似合う人間になっていく
これは、本書内に出てくるローランド様語録の一つ。
通常は「常に、しっかりとした格好でいることを意識している」ローランド様ですが、数年前の正月のこと、実家で家族との時間を楽しんだ際に、つい気をゆるめてしまったのだそうです。
今考えると身の毛もよだつが、5日間ほど髪をしっかりとセットすることも、ジャケットも着ることもなく、ただのんびりとジャージを着て、寝癖のまま、家で過ごしたのだ。
そして、休み明けの出勤日。
いつもようにタキシードに袖を通し、鏡の前に立つと、どうもおかしい。まるでピントが合っていないカメラで撮影したように、どこかボヤけている。顔もどことなく覇気がなく、スーツを着ているというより、スーツに着られている。
そう、俺は休みにだらけてジャージで過ごしている間に、いつの間にかジャージが似合う男になってしまっていたのだ。
その時、確信した。
だらしない生活をすると、そういう生活や格好が似合う人間へと、知らないうちに変わっていってしまうと。
人が見ていないところで格好つけられない奴が、どうして人が見ているときに格好つけられるんですか?
ゴムのゆるんだズボンで1日過ごしていると、そういう人間になります
この語録には、もう覚えがありすぎて大変です。皆さんも、連休を家着でダラダラ過ごして、休み明けにスーツ着たら、「あ・らっ?」っていうくらい、決まらないことありませんか?
たかが数日で太ったわけでもないんですが、なんかこう顔が油断しているっていうか、とろんとしているっていうか。
ローランド様は「ジャージを着て寝癖のまま、家で過ごした」という状態を「身の毛もよだつ」(;゚Д゚)と表現していますが、私などは、上のブログにも書いている通り、ゴムゆるゆるのジャージをはいて、たまにずるりと下がるのもまた一興、みたいな休日を過ごしています。
そして…こういう生活をしていると、ローランド様の言う通り、「だらしなくズボンをはくことが似合う女」になるんでしょうかね。
次の日の出社日にやりがちなんですよ。「社会の窓全開営業」という禁忌を。
自己解放の果てに……
告白しますと、過去に数回、社会の窓を解放したまま、お客さんのところに行ったことがあります。思うに、あれはいずれも休みの次の日だった気がするんです。
若い子ならともかく、それなりにキャリアを積んできたであろう50代のスーツを着たおばさんが、社会の窓全開でご訪問。
これほどに指摘しにくいものはなかろうと思われます。
当然誰も教えてくれず、会社に戻り、自分の席に座ってふと目線を落としたときに、「あれっ?マジかい」みたいな感じです。
休みの日にゲップを連発する息子に授けた教え
さらに、ローランド様の教えは、息子にも引き継がれました。
先日、中3の息子(受験生です)が、お正月休みに家でげっぷを連発して、そんな自分に大爆笑して喜んでいました。
あまりに可愛すぎる(親バカ)姿でしたが、この本を読んだばかりだった母は、ローランド様の話をしてあげました。
「毎日ジャージで過ごしているとね、ローランド様ですら、ジャージの似合う人間になるんだって。こうやって休みにげっぷを連発する生活していたら、明日塾にいったときも、かわいい女子の隣で、至近距離でげっぷを連発する、そんな男になっちゃうんだよ!!」
息子は、思わず次のげっぷを飲み込んでいました。
「私」は「私」が選んできた服や言葉でできている
ローランド様は、凄まじいまでの自制心とプロ意識の塊。我々一般人は、休みの日くらい好きにげっぷして、ゆるゆるのスエット履いて過ごそうよ、そうでもしないと逆にストレスでおかしくなっちゃうよ、ということもあると思います。
私もそう思います。何事も程度問題だろうと思うのです。
ただ、この語録から私が思ったことは、ジャージは結局一つの比喩であって、人間というものは、自分が着てきた服、選んできた言葉、行ってきた行動、それらの積み重ねによって出来ている、ということなんです。
日々「何をしているか」で性格は変わる
皆さんのコメント欄ではときどき告白しているんですが(^▽^;)、私、ずっとピアノと歌をやっていて、学生時代はバンドを組んでいました。
音楽が大好きで、人前に出て歌ったり演奏したりすることが生きがいだったのですが、出産や引っ越しを機に仲間と離れ、その機会がなくなり、もう一つの趣味だった読書の方にどっぷりとなりました。
時間が空いていれば職場の昼休みにも読書、家事の隙間に読書、寝落ちするまで読書。そんな感じの日々を送っていると、ものすごく自分のタイプが変わってきたように思います。
そもそもは外交的で、わりと前に出るタイプの人間でしたが、日々本と向かい合う中で、よくも悪くも内向的にしっかりと考えるタイプになってきたというか。
2022年は何を選んでいくか
日々何を着て何を食べ何に一番時間を使うか。
いい、悪いではなく、選ぶものによって人は変わってくる。自分自身の音楽生活から本生活へのシフトを鑑みても、大きく頷くものがあるのです。
皆さんは、今年1年、何を選択して、どんな自分になっていきたいですか?
ローランド様の語録で、年の初めから色々考えさせられました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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