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「大人のための」新説・桃太郎 その2

※ 本記事には広告のリンクが含まれます。ご了承ください。

「新説・桃太郎 その1」からの続きになります。

まだ「その1」を読んでいない方は、まずはそちらを先にどうぞ。

 

tamaminao.info

 

 

「新説・桃太郎 その1」では、「桃太郎」がどのように解釈されてきたかをご紹介しました。

実に魅力的で豊饒な物語であることが分かったので、私もここはいっちょ両津勘吉を真似て『新説・桃太郎』にチャレンジしようと思います。

★あくまで遊びの2時創作ですので、どうぞ温かい目でご覧ください。

★もう一つ断っておくと、『18禁!! 大人のための新説・桃太郎』となります。お子様には読ませないようくれぐれもご注意ください。また、大人の方でも、そういうのはちょっと…と言う方はご遠慮ください

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18禁!! 大人のための『新説・桃太郎』

『桃子、亀甲縛り!』

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お婆さんが拾ってきた桃から生まれた「桃子」は大層な美人でしたが、

ちょっと変わっていました。お爺さんとお婆さんには礼をつくすのに、

近所の男の子たちにはわざと意地悪をするのです。しかも、何度意地悪をされても男の子は目を輝かせて遊びに来て、桃子がいないと知ると涙を流しました。

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「あの目がなぁ、男どもを引き付けるんだろうなぁ」

お爺さんは自分も男なだけに、桃子の異常さの秘密が何なのか分かっているようでした。

そんなある日、「鬼」と名乗る怪物が鬼ヶ島にいて人間に悪さを働いている、という噂が流れました。

 

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桃子はその話を聞きつけると、ふっと不敵に笑い、「私の出番ね」と呟きました。

「わざわざ鬼を名乗って征伐をしてもらおうなんて、とんでもないMの香りがするわ」

 

桃子は、驚くお爺さんお婆さんを説き伏せて、キビ団子を作ってもらうと、鬼退治に出発しました。最初に出会ったのは犬。キビ団子をちらつかせながらわざと目の前で唇をてからせながら全部食べて見せ、うっとりと見つめている犬に、「変態め!」とケリをくらわしました。「きゃいーん」とか細い声をあげながらも恍惚とした犬は、そのまま桃子の忠犬となり、かしずくようについてきました。

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次に出会った猿には、

「あんた、カニのこと、殺したんだって?」

とネチネチ言葉攻めを行いました。

 

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キジには、キビ団子をぶつけては隠れる、という放置プレイを実施。

結果、猿もキジもまんまと桃子の魅力のとりことなり、忠実なしもべとなりました。

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さて、3匹を引き連れてようやく鬼ヶ島に着くと、案の定そこには筋骨隆々のM男たちが、鬼パンいっちょで、桃子のお越しをいつか、いつか、と待ち構えていました。

 

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桃子はわざと逃げ惑う鬼たちを追いかけて、「お・も・て・な・し」と囁くと、棍棒を取り上げ、一人ひとりを亀甲縛りに縛り上げていきました。「もっと~もっと~」と熱望する鬼には、持参したピンヒールで最高の蹴りをくらわしました。

桃子は、鬼に幸せを与えたご褒美として金銀財宝を大量にプレゼントされました。宝物を村に持ち帰った桃子は、その後も村の女王様として幸せな一生を送ったのでした。

めでたしめでたし

~~完~~

 

『大人のための新説・桃太郎』どうでしたでしょう。

下品すぎる!と言う方申し分かりません、見逃してください。

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他にも、数作考えましたが、今日はここまでで。

皆さんも、お時間あるときに『新説・桃太郎』を考えてみませんか。

 

 

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