UFO。未確認飛行物体。
みなさんは見たことありますか?
私は子どもの頃、実は毎日のようにUFOを見ていました。
あっ、やばい人のブログだ! 逃っげろ~、
と思った方、ご心配なく!!!
UFOにさらわれて人体実験された、宇宙人と脳内で交信した、などの事態は一切ありませんので。逆にそういう話しを楽しみにされていた方は、申し訳ないです。
子どもの頃、家の近所の空に、一定時間になると未確認飛行物体が浮かんでいた、という、ちょっと不思議なお話しです。
ド田舎で生まれ育った私は、学校へ通うのに、ぽつんぽつんとしか家がなく、後は原っぱ、という道を通学路としていました。遮る建物もないもので、広々とした空を眺めながら行き帰りするわけですが、夕方16:30~17:30くらいの時間帯になると、この道から見える西の空に出没するんです、いわゆる未確認飛行物体が。
リアル「はいだしょうこ」(注:NHKの歌のお姉さんだったとき、子どものトラウマになるとんでもない絵を描いて話題に)と言われる私がUFOを描いてみました。下の絵はまゆげやカツラやましてケツではありませんのでご注意ください。
上のような形をしたオレンジ色(光ってるんです!)の物体がですね、夕方になると突如空に浮かぶんです。しかもその日によってまっすぐだったり、くねくねしたりするんです。で、1時間くらいもするとどこかに消えてしまいます。
帰りがけ、こやつが空に浮かぶと、中学生だった私はめちゃくちゃ怖くて、ダッシュで家に帰り、親を呼んでいました。「またUFO出てる!!!」と。すると母親が夕飯づくりの手を止めて、一緒に外に出てきてくれて、「あら、ほんとだ。また出てるわねぇ」とのんきな調子なもので、親と二人で見るなら私も怖くなくなり、しばらく一緒にUFOを眺めて過ごすのが日課でした。
この通学路は露出狂が出ることでも有名で、当時の私の2大怖いものは、夕方空に浮かぶUFOと、夕方道でち●こを出してくるオッサンの2種でした。
あまりにも当たり前の日常だったので、私はずっと、UFOというのは日本中にあふれている景色で、誰でも見たことがあるものだ、と認識していました。
そうではないことを知ったのは大学生のとき。
都会の大学に進学した私は、大学でも普通に「近所の空に浮かんでいたUFOがね」という話しをしていたのですが、みんなが「ゆ、ゆ、UFO!?」と、ピンクレディの歌(古っ!)なみに驚くので、ははぁ、家の近所に毎日UFOが浮かんでいるというのはどうやら「異常」なことらしい、と知るようになったのでした。
長じてある理系の友人にこの話しをしたところ、「旧ソ連の軍事衛星だったんじゃないか」と言われ、ほほぉ、そういうこともあるか、と驚きました。
今となってはアレが何だったのか知る術はありませんが、私の中に残る子ども時代の甘酸っぱい思い出として、UFO(ときどき露出狂)が居座っているのです。今でもふと空を見ると、「UFO見えないかなぁ」と思うことがあります。
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